
2010年12月20日
独立行政法人理化学研究所
独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)オミックス基盤研究領域:OSC、林崎良英領域長)が展開する遺伝子解析受託サービス事業「GeNAS(Genome network Analysis Service)」は、12月17日、ISO9001の認証を取得しました。次世代シーケンサーを用いた遺伝子解析事業分野でのISO認証は、日本で初めてのことです。*
OSCは、2008年度に次世代シーケンサーを利用した遺伝子解析受託サービス事業「GeNAS」を開始し、独自に開発したCAGE法などの遺伝子発現解析技術を広く提供しています。また、2009度には、文部科学省の「革新的タンパク質細胞解析研究イニシアティブ革新的細胞解析研究プログラム(セルイノベーション)」における次世代シーケンス拠点にも採択され、米国Helicos社の一分子シーケンサーHeliscopeTMを日本で初めて導入するなど、周辺の技術を開発しながら独自技術を確実に高めてきています。GeNASの受託件数も、2008年度29件に比べ、2010年度には3倍強が見込まれる状況となっています。
OSCでは、理研の創薬・医療技術基盤プログラムの方針に沿って、ライフサイエンスの基盤の充実を図っています。次世代シーケンサーは、創薬・医療技術を含め、生物学、薬学、農学などあらゆるライフサイエンス分野の発展になくてはならない基本技術です。GeNASでは、品質の高いサービスを提供するために、品質マネジメントシステムを構築し、臨床研究などでもGeNASの活用が可能となるよう品質保証体制を整え、薬事法に基づく臨床試験を展開しやすくなることを目指します。 今後、産官学のあらゆるライフサイエンス研究に対し、一層、信頼性の高い、高品質の遺伝子解析事業を、展開します。
* 当初、世界初としておりましたが、日本初の誤りでした。お詫びし、訂正いたします。